軽井沢自然景観会議の活動

2007年頃
旧軽ロータリーの「桜6本伐採して公衆トイレ建設」反対、署名4000人以上を集め町長へ提出→トイレ建設は中止になる。
しいある倶楽部が、建設や売買のために伐採される樹木を10年間で約800本移植保存。
2009年
軽井沢BESEAを設立。名誉会長に羽仁進、理事長に鈴木美津子、顧問に幸田シャーミン、その他、磯村尚徳、荒川博、齋藤栄、小池真理子、下重暁子、蟹瀬誠一、橋本不二子、市川吉恵、幸田弘子、桐山秀樹、吉村祐実ら著名人も応援団として名を連ねた。
2020年
軽井沢BESEAとしいある倶楽部を合併し『軽井沢自然景観会議』として活動を広げる。7月よりNPO法人として活動予定。

イベント&活動

講演会

2009年
・『別荘の庭を軽井沢らしく』 鈴木美津子講演会
2010年
・「しいあるの森」で野の花と木々を楽しむ交流会と苗木プレゼント。
・軽井沢不動産協会事務局長に面会、皆伐の取りやめを要望する文書を提出。
・別荘団体連合会と一緒に緑のチャリティコンサート&トーク開催。(国連大使の吉田次郎さんの演奏)。収益金は御代田の桜の移植費用に。
2011年
・御代田町の桜並木62本の伐採反対の署名集め、御代田町長へ提出。しいある倶楽部が11本移植。
2012年
・『野の花トーク』(風の丘しいある)
2013年
・追分に白樺を植樹し「BESEAの森」をつくる(朝日、毎日、軽井沢新聞に掲載される)
2014年
・BESEAの森のティーパーティー「中山道69次資料館」にて開催
2015年
・白樺の森のティーパーティ&講演。『フランスの美しい村を見て、軽井沢の自然を考えよう』
・緑の基金 チャリティ
・バザー
2016年
・『鈴木美津子の自然教室』夏期に3回開催
・『羽田空港の庭園をつくる』講演会&交流会
2017年
・『鈴木美津子の自然教室』夏期に2回開催
・『原宿のビルに森をつくる』講演会&交流会
・中軽井沢国道の枯れたモミジを除去し、新しくモミジを植樹
・ふるさと公園内湯川畔の木々を伐採し1500坪を皆伐した件に関して、復元の署名を集め、長野県知事へ提出。県は切りすぎたことを認め謝罪した。
2018年
・セブンイレブン工事のため伐採される桜の木をBESEAの森へ移植。
・『白樺の樹液の採り方を学ぼう』&交流会
・『旧カニングハム別荘の庭で紅葉を楽しむ』散策&交流会
・「皆伐反対」の署名を町長へ提出
2019年
・『95歳の会員、村岡さんの長寿の秘訣』トーク&交流会

PICK UP EVENT

講演会「フランスの美しい村を見て、軽井沢の自然を考えよう」

2015年10月24日(土)、青空が広がり紅葉の美しい午後、3回目となるティーパーティーのイベントを開催しました。

中山道69次資料館をお借りして、上智大学フランス語講師の角津美愛さんによる『フランスの美しい村を見て軽井沢の自然景観を考えよう』をテーマに講演を開催しました。
 フランスには『もっとも美しい村協会』に認定された村が約150あります。角津美愛さんによる『フランスの美しい村を見て軽井沢の自然景観を考えよう』講演美しい景観、文化遺産が2つ以上あることなど、厳しい審査を受けて合格した村を、プロヴァンス地方やブルゴーニュ地方、アルザス地方など幾つかの特徴を説明し、スクリーンに映し出して紹介しました。美しい村設立の目的は「地域の遺産を守り知らせるために、小さな地域同士の力を合わせる」だそうです。現代的に造られたものはなく、そのままの自然を大切にした村の風景には、それぞれ地域の人の歴史を大切にする気持ちが感じられました。

第2回 BESEAの森ティーパーティーを開催しました。

2014年10月18日、秋晴れの土曜の午後、会員の皆様がBESEAの森に集いました。「BESEAの森」は白樺やモミジが紅葉し、素晴らしい庭園になりました。代表の鈴木美津子のお話のあと、場所を移して会員の岸本先生の“中山道69次資料館”で中山道の貴重なお話を聞きながら、ティーパーティーは和気藹々で終了しました。

第3回植樹会を行い、白樺11本を植えました。

2014年5月23日(金)、初夏のような気候の中、第3回植樹会を開催し、白樺を11本植えました。愛知県から駆けつけた会員も楽しみながら植樹し、BESEAの森は更に緑豊かに美しくなりました。BESEAの美しい緑の風景を次世代へ継承していきましょう!

白樺に囲まれて、BESEAの森でティーパーティーを開催

2013年9月28日、秋晴れの土曜の午後、会員の皆さんがBESEAの森に集いました。「BESEAの森」は白樺やモミジが少し紅葉し始め、初秋のそよ風が心地よい庭園になりました。
軽井沢や佐久市のほか、東京や横浜などからも、この日を楽しみに参加した会員たちは、ケーキやサンドイッチ、淹れたてのコーヒーなどを明るい陽射しの下で味わい、緑の香りに包まれて軽井沢らしいひとときを過ごしました。

第2回植樹会を行い、モミジや白樺にネームプレートが付きました

2013年7月。今まで仮のプレートでしたが、今日、こんなにすてきなネームプレートが付きました。

2013年7月。今まで仮のプレートでしたが、今日、こんなにすてきなネームプレートが付きました。

軽井沢BESEAの森に白樺やモミジを植樹しました。

2013年5月11日、小雨降る中、第1回の植樹会を開催し、白樺を10本、モミジの大木を1本植えました。この土地にはたくさんの石があり、しかも土の質が悪いので、石を除き、黒土を入れ、かきまぜて植えました。白樺の高さは2.5~3m。モミジは4mの高さがあり、殺風景だった空き地にこの木々を植えただけで、ガラリと雰囲気が変わりました。5月末~6月上旬には第2回の植樹会も行う予定です。美しくなった森でのティーパーティーや交流会も楽しみですね。

2012年秋のイベント&交流会 ★『広大な庭園をめぐり、佐久平の眺望を楽しむ』

2012年11月3日(土)、『風の丘しいある』(旧メアリーローズガーデン)で美味しい食事をしながら環境アドバイザー鈴木美津子の野の花トークやBESEAの来年のイベントの予定発表等、会員の親睦を図る交流会が無事終了しました。

署名にご協力ありがとうございました

御代田町雪窓向原線の桜並木伐採に反対する署名は、県内外から多くの署名が寄せられ、2011年12月14日、御代田町役場へ3,084名分を提出しました。
その際、応接室で御代田町長と30分にわたって懇談し、「これだけの山桜と白樺が一体となった並木は日本でも希少価値な名所。御代田だけでなく日本にとっての財産」「今の技術では残しながら歩きやすい道路にする方法があるはず」「地球環境を考える今の風潮に反する」などの意見を述べ、なんとか再考して残してほしいと伝えました。
今回の署名活動のことは、朝日新聞、信濃毎日新聞、軽井沢新聞、長野朝日放送など、マスコミを通して大きく報道されました。 桜並木の伐採は阻止できませんでしたが、こうした桜や白樺の樹木を大切にしようという思いは多くの方々に伝わったことと思います。

日本一美しい白樺林の高原へ

2011年5月21日、日本一美しいと言われる白樺林の高原・八千穂高原へ行きました。軽井沢にももっと白樺の林がほしいという声が多く聞かれることもあり、どのくらい美しく爽やかな高原美が見られるかという研究も兼ねて、約30名が参加。八千穂高原の広場で白樺の樹液100%の白樺水を味わい、高原の休日を満喫しました。軽井沢も緑の美しい心地よい空間を大切にしなければと感じました。

チャリティコンサートの収益金を軽井沢の植樹の費用に

2010年8月22日に行った緑のチャリティ・コンサートの収益金24万245円は、樹木保護活動を行っている「しいある倶楽部」に委託して植樹費用とすることになり、8月29日、桜の沢別荘地で目録を手渡しました。BSESA名誉会長・羽仁進は「町民も別荘住民も一緒に努力して、軽井沢の環境を考えようということは素晴らしい」と語りました。しいある倶楽部は、軽井沢BESEA及び、別荘団体連合会の意向に合わせて、植樹する地域や方法を決定します。

美しい軽井沢を守り、地球環境を守る 「緑の軽井沢チャリティ・コンサート」を開催しました。

ここ何年かの間に、軽井沢の自然環境は大きく変化しました。軽井沢を愛する人々が力を合わせて、多くの人々に「美しい軽井沢を守ることは地球環境を守ること」と呼びかけるコンサートイベントを、2010年8月22日軽井沢別荘団体連合会と共催で開催しました。チャリティとして行い、利益は樹木を失った土地を再び緑で豊かにするための植樹費用に使うことを目的としています。

2010年8月22日(日)旧軽井沢ホテルで開催した吉田次郎さんの「コンサート&トーク」。 吉田さんは国連親善大使としても活躍する世界的なギターリスト。

軽井沢地区の不動産協会と話し合い
 樹木の伐採を控えるように働きかけました

2010年5月30日、軽井沢BESEAは軽井沢別荘団体連合会とともに軽井沢不動産協会事務局長に面会し、「不動産売買のために敷地の木々を全て伐採することはやめてほしい」との文書を提出しました。
これを受けて、軽井沢不動産協会の佐藤幹夫さんは、「私たちも木々の皆伐(敷地全ての木を切ること)は、別荘地の価値をなくすと思っています」と同じ考えであることを示し、「軽井沢不動産協会とは別の不動産協会もあり、どこにも属していない業者など20~30の業者が軽井沢で営業しています。皆伐してあとから植樹するのは都会のやり方で、軽井沢の常識では考えられないことです」と意見を述べました。
地元の不動産業者が私たちと同じ考えであることに安心しましたが、今後、都会的な売り方をする業者にどのようにストップをかけるかが課題として残されました。

自然のままの森を散策して、白樺水(樹液)を味わいました。 2010年5月15日

晴天に恵まれた5月15日(土)、軽井沢町中央公民館に約40名が集まり、鶴溜近くの『しいあるの森』へと向かいました。
100年以上、自然そのままの姿で保護されてきた森は1万4千坪という広さがあり、コブシ、山桜、カラマツなど色々な木々がいっぱい。足元には野スミレや様々な野の花が咲き、東京や横浜など遠方から訪れた参加者たちも、軽井沢の自然を満喫しました。
環境アドバイザーの鈴木美津子の説明を受けながら山道を下り、広場で白樺の樹液100%の白樺水を味わいました。「抗酸化作用があって健康に良いキシリトールを含む白樺の樹液を、自分で採取しましょう」と、参加者に苗木もプレゼント。緑が地球環境に役立ち、樹液が健康に役立つよう、大切に大きく育てましょう!

マイクロバスで頂上まで行き、環境アドバイザー・鈴木美津子が「しいあるの森」の説明をしました。
マイクロバスで頂上まで行き、環境アドバイザー・鈴木美津子が「しいあるの森」の説明をしました。

軽井沢自然景観会議 会員募集

目的
豊かな自然環境を大切にし、軽井沢の美しい風景を次世代へ引き継ぐ。
活動
(1)軽井沢の良好な自然環境、美しい風景を維持するための活動を行います。
(2)リスや野鳥の棲みかを守り、野の花、樹木など豊かな自然環境を失わないための活動を行います。
(3)避暑地としての歴史を持つ軽井沢にとって、地球温暖化は防止しなければならない大きな問題です。CO2の削減や緑を増やすための活動を行います。
特典
会員の交流パーティーや講演会、見学会などに参加できます。
会費
年会費 1口 3000円(1口以上)
郵便払込口座
 00510-4-61137 軽井沢BESEA
銀行払込口座
 八十二銀行中軽井沢支店
(普)479721 軽井沢BESEA